『燦魂神話大系』( SANTAMA
SHINWATAIKEI / 愛称:さんたま )は、
企画・脚本:玉座シンゴと、演出 兼 演者:丸野三太郎が2013年に結成した音声劇団。
セリフとSE(効果音)とBGM(劇伴)のみで表現される映像のない音声劇=「オーディオドラマ」
(声劇・ラジオドラマ・ボイスドラマとも呼ばれる。)の制作を中心に活動しています。
音だけで描き出す ”物語り”。オーディオドラマ「で」表現する意味。
実在せず画面にすら映らない想像のセカイを創造するからこそ、制作コンセプトとして、
オリジナル脚本と、アニメでもなく演劇でもない立ち位置の作風にこだわる。
繊細な心の動きによる、青色の痛みを紡いだ ”物語り”は、あなたの心魂を優しく照らします。
▲挨拶に代えて。Audio Drama「おやすみアルカディア」の”物語り”冒頭に、イメージ映像を与えたSpecial movie
過去には、地方FM局にて自作品をお届けするラジオ番組を制作・放送。若手クリエイタ向けのコンテスト「ラジプロ」を始めとしてNHKでは4度、自作品の全国放送も実現しました。
現在は、オーディオドラマ制作に留まらず、ミュージシャン達と共演する形で、舞台イベントでの朗読劇 ×
場面に合わせたBGMの生演奏や、音楽LIVEでのオーディオドラマ上演 × 書き下ろし主題歌の生演奏など、”物語り” を切り口としつつ、多角的に活動を展開中。
2019年には、京都最大のプラネタリウムホールを貸切り、満天の星空の下、朗読 × 音楽 × 音声劇が奏でるプラネタリウムコンサートを開催。同公演は自主企画ながら、開演2週間前に全席ソールドアウトを達成。当日は222名のお客様にお越しいただき、好評のうちに幕を閉じた。
旗揚げの際に掲げたのは、「あの頃の青さ」「あの胸の痛み」を紡ぎ、描き続けていくこと。
それは、物語の中に生きる彼ら然り、創り手の自分たち自身のことでもあります。
創作なんてものをやる以上、イタいのもサムいのも覚悟の上。直視できないくらいのありったけの熱量で「青春をぶちまけてやる...!!」。それが青い煌めきに繋がるならば、いつまでも照れくさい台詞を吐き続けられる莫迦な大人で在りたいと願いながら、日々、紫色の胸の痛みと格闘中。斯くして、燦魂神話大系の赤い頁は綴られていくのです。